R2

コードギアスR2第23話「シュナイゼルの仮面」雑感

コードギアスR2第23話「シュナイゼルの仮面」堪能しました。分析するポイントが多すぎてちょっとまだ細かい話ができないのですが、とりあえずの雑感など。 まず注目なのはオープニング映像ですね。ナナリーが戻ってきたことでオープニングのキーキャラクター…

ルルーシュの罪が贖われる時

“シャーリー、俺はどうやって償えばいい…教えてくれ…教えて…” いつか、こんな日が来ると信じていました。シャーリーが死んだあの日から。ルルーシュは、いつも後になって気が付く。自分が、どれほど愛されていたかということに。ルルーシュを愛してくれた人…

死傷者2500万人ってどうゆう計算なんだろう

コードギアスR2第19話「裏切り」。ロロとルルーシュのやり取りがとても感動的で…むせび泣いてしまったんですが…まあそのことはまたおいおい書いていこうと思っているのですが、その前に冒頭のシーンについて。“一般市民の一次被害は死者だけで1000万人を超え…

ナイトオブテンの存在意義が分からない(分からなかった)

1夜明けて、ようやく平静を取り戻してきた感がありますが…18話を何度か見返して思うのが、ナイトオブテン、ルキアーノの存在意義がなんだったのか、それがどうにもよくわからないなあとゆう事で。少し真面目に考えてみた。 このルキアーノというキャラは誰…

ナナリーは本当に死んだのだろうか

コードギアスR2第18話「第二次東京決戦」。あまりの展開に、まるで現実感がない…ナナリーが死んだ?…ははは…そんな訳がないだろう?…これは悪い夢さ…目が覚めたらいつものようにナナリーが微笑んでいてくれる…そうに決まっている…そんなルルーシュの思考に、…

ニーナとスザク ユフィの遺志を継ぐ2人の対比

ニーナのことについて考えています。 “ニーナくん、その矛盾はさ、スザクくんだけじゃない、君も殺すよ” R2第16話にてロイドがニーナに突きつけた言葉。こちらであまり深く考えずに書き留めた件について少しじっくり煮詰めてみました。上のロイドの言葉は、…

冒頭のキャラクターシャッフルにCCがいる意味 コードギアスR2オープニング分析

今日もCCの話を少し。 コードギアスR2の新OPテーマ「WORLD END」。その詳細な分析は 電視の部屋:コードギアス 反逆のルルーシュR2 第2クールOP http://bakushuu.exblog.jp/9179554/ こちらのサイトなどで詳細に行われていますので割愛して、その中でもタイ…

赤と青に色分けされた世界で

今回の国籍を持たない軍事力という発想は、純粋な国連軍を創設してしまおうという発想と同じ。この話をエンタメでもっとも人口に膾炙したのは、かわぐちかいじさんの『沈黙の艦隊』ですね。全31巻。・・・・あの31巻を、このほんの数分で表現してしまう…

シャルル皇帝の目指す、嘘のない世界

“神を殺し、世界の嘘を壊そう” 第14話で明らかになった、VVとシャルルの契約。ここ数話“嘘”というキーワードが非常にクローズアップされています。ギアスという秘匿された力を行使するシャルルとVVが嘘を忌み嫌うというという矛盾をはらんだ構造。シャルルと…

ルルーシュの涙

“ニーナ、涙が流せるうちは大丈夫…” シャーリーの訃報を聞き涙を流すニーナに対して、カノンがかけた優しい言葉。涙を流すというのは、素直な感情を発露する事の象徴なんですよね。 1期22話でユフィの為に流した涙。前回R213話でシャーリーのために流した涙…

シャーリーは何故死ななければならなかったのか

まず最初に言っておく。シャーリーが死ななければならない理由は存在しない。理由は、あってはならない。コードギアスという作品で命を散らしていった何十何百という名もなき人々。その人たちに死ななければならない理由がないのと同様に、シャーリーの死に…

ルルーシュの願いは叶わない

今日は、七夕ですね。コードギアスの世界にも七夕の風習はあるのでしょうか。そこでルルーシュはどんな願いを綴るのでしょう。母の仇を討てますように?ナナリーが幸せでありますように?穏やかで優しい日常が戻ってきますように?だけどその望みは、少なく…

ルルーシュらしさとは何か

“いいよ、嘘のキスでも…私”“ダメだそんなの!”“ルルに戻った。最近のルル、らしくなかったから” コードギアスR2第12話「ラブアタック」での一コマ。このシーンは本当に良くって。シャーリーは、この数日の、咲世子さんが変装していたルルーシュを“らしくない…

コードギアスR2第12話「ラブアタック」雑感

コードギアスR2第12話「ラブアタック」について。前回エントリでシャーリーの事を書きましたが、キスによる記憶の封印と解放がここまで直接的に描かれるとは思ってなかったのでなかなか恐ろしいですね。ジェレミア卿のギアスキャンセラーは今までルルーシュ…

咲世子の行動原理

コードギアスR2第11話「想いの力」はルルーシュに仕えるメイド、咲世子さんが初めてその内面を覗かせたエピソードでもあります。とりわけ注目したいのは、アバンタイトルでのロロとのやりとり。“人間関係は円滑にせよと……ゼロのご命令ですし”“私はゼロと、(…

シャーリーの恋

ちょっと、更新を止めてしまいました。今日はコードギアスR2第11話で劇的にヒロインとして返り咲いたシャーリーさんの事を書き綴ってみたいと思っています。 日常を象徴するヒロイン シャーリーというキャラクターはコードギアスを彩る数多のヒロインの中で…

ASアーニャはルルーシュの妹なのか!?コードギアス第11話「想いの力」

今週も見所満載だったコードギアスR2第11話「想いの力」ですが。 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20080622/p2 ペトロニウスさんのこのエントリが大変素晴らしくて。そうなんですよねー。皇帝の、記憶を書き換えるという能力のおかげで、無限に想像が…

コードギアス 仕掛けられた時限爆弾

シンク―に仕掛けられた時限爆弾 さて、少し物騒なタイトルですが、今後の展開予想、ということになるのかな。第10話Bパート、シンク―の神虎とカレンの紅蓮可翔式との丁々発止の対決で、カレンがチェックメイトをかけたところで、エナジー切れで逆転負けをす…

囚われのカレンに多重に重ね合わされたもの

さて、少し間が空いてしまいましたがコードギアスR2第10話「神虎輝く刻」の解析を続けてみたいと思います。今日の夕方には最新話が放映されますので、少し急ピッチになりますが、ご容赦を。 第10話Bパート、カレン捕縛からの約2分間のシークエンスは、コード…

繰り返しの差異によって浮き彫りになる情報 玉城とシンクーに見る繰り返し演出

玉城の場合 さて、R2第10話のMVPが玉城だという事に異論はないとは思いますが、まさに八面六臂の大活躍。口を開けば全てでまかせ、2秒前の台詞をすっかりきれいさっぱり忘れ去って思いつきで喋る彼は、今やコードギアスの作劇に欠く事の出来ない存在ですね。…

思考のシンクロニシティ コードギアスで多用される言葉をつなぐ演出

コードギアス反逆のルルーシュR2 第10話「神虎輝く刻」見ました!いや、良かった。本当にしみじみと。これぞ、これこそがギアスクオリティ!噛めば噛むほど味わいが増す…正直、8話、9話は3回も見たら十分かな…という感じだったのだが、10話はもう既に3回見て…

コードギアスR2のオープニング映像チェック(前期その1)

オープニング映像について。第1期を踏襲するならば明日放送の第9話から、おそらくオープニングの映像の差し替えがあると思われるので、改めていくつかポイントをチェックしておこうかなと。 タイトルバック前のサビ部分でのキャラクター登場順はCC、ルルーシ…

第8話の不出来によってコードギアスが手に入れたもの

以前にも言ったのですが、私はコードギアスR2の第8話は、脚本や設計は素晴らしいものの、演出レベルの不出来によって、本来求められているクオリティに達していない回だったと思っています。コードギアス反逆のルルーシュR2「百万のキセキ」の考察記事に反応…

カレンの手の力強さ

手つなぎのシーンはR2第7話「棄てられた仮面」にもありましたね。皇 神楽耶の主導で、CC、カレンというルルーシュをめぐる恋敵?の3人が手を重ねるというシーン。何気ない場面ではありますが、コードギアスという作品が手つなぎの意味を重くとっている事を考…

コードギアス反逆のルルーシュR2「百万のキセキ」の考察記事に反応

素晴らしい考察 今回思い切ってブログを立ち上げようと思ったのは、コードギアスR2第8話に関しての素晴らしい考察記事を見つけて、これは是非とも反応したい!反応するならやはりブログを持ってトラックバックするべきだな!と思ったというのが実は一番強い…