コードギアス 仕掛けられた時限爆弾

シンク―に仕掛けられた時限爆弾

さて、少し物騒なタイトルですが、今後の展開予想、ということになるのかな。第10話Bパート、シンク―の神虎とカレンの紅蓮可翔式との丁々発止の対決で、カレンがチェックメイトをかけたところで、エナジー切れで逆転負けをするという一連のシークエンスがあります。このシーンは、今後来るであろうシンクーの運命を象徴する予言になってるんですね。それはシンク―に与えられた枷“時間が与えられていない”という部分にかかっていて、シンクーが王手をかけたところでエナジー=寿命が尽きてしまうという暗示になっているんです。

ルルーシュに仕掛けられた時限爆弾

 シンクーのケースほど明らかではないのですが、アーニャがルルーシュの昔の写真を持ち出すシーン、これも一種の時限爆弾だと考えられます。近い将来にルルーシュの正体が公にされる、少なくともより広い範囲で知れ渡ってしまうという。ちょっと明確な反復シーンを引用できないのですがおそらくなんらかの仕掛けがあるはずです。曖昧な話で申し訳ない。

 チェックメイト後の展開という話だと、第9話「朱禁城の花嫁」でシュナイゼルとチェスをするルルーシュが、相手に与えられたチェックメイトから撤退してしまうというシークエンスがありますが、これもまた今後来るであろう展開の予言になっているはずです。

 こういったちょっとした演出を時限爆弾に見立てて、それがいつ炸裂するかを手ぐすねを引いて待つ、あるいは更に上を行く展開に痺れる、というのもコードギアスの楽しみ方のひとつだったりします。

 ちょっと取り急ぎ書きすぎてとっちらかってますが、これで第10話に関して書きたかった事はだいたい書き切れたかな?まだまだ掘り下げる余地はあるとは思いますけどね。