ダークナイトを観た!(第1報)
彼はヒーローじゃない。ダークナイトだ。
泣いた。凄い。これは観るべき。いや、観ろ!
作中で亡くなった全ての人たちに、ジョーカーという純粋な狂気にその魂の全てを捧げたヒース・レジャーに、深い哀悼の意を捧げる。
この映画の描くであろうものが何であるかはある程度はわかって観に行った。現代社会に蔓延る絶望、不信、短絡な暴力。先の見えない時代に、それでも人は前に進む事ができるのか、と。
この映画は祈りだ。しかし、この映画はアメリカ映画であるにもかかわらず、作中で誰も“神に祈らない”。何が世界を守るのか。誰が目の前の闇の深淵から自らを救い出すのか。その希望は、この映画自身が示している。
この映画についてはまた時間を改めて何か書くと思います。