やってみなければわからない
嘘字幕シリーズ
最近、ニコニコ動画で洋画ソースのMADを見かける機会が増えている気がします。
ヒトラー最後の12日間をパロディーにした総統閣下シリーズ。
ハリーポッターシリーズを使用したニコニコ動画の歴史現代編シリーズ。
伝説のロックスターたちがアイドルマスターを讃えるBBCドキュメント風シリーズ。
こうゆう海外ソースの動画は著作権的に危険なんじゃないかという気がしてしまうのですが、国内のテレビソースのMADが次々と削除される中で、これらの動画は意外なくらい削除されずに残っているんですね。もちろん、ただ単にあまり目立たなかっただけで、これから100万再生を超えるような人気作が出てきたら削除されてしまう日が来るかもしれない。だけれども、現状は1年以上消されずに残っている動画も多数あり、ニコニコ動画上で一大ジャンルを形成している。これは、これらの動画制作者も予想してなかったんじゃないかと思う。やってみないと、わからないんですよね。
らんらんるー
今年のはじめにこの動画が一大ムーブメントを起こしたときも、誰もがこれはすぐに削除されるものだと思っていた。実際最初にアップされたバージョンは削除されてしまっていたりするのだが、再アップされたバージョンは280万再生を越える超人気動画として、すっかりニコニコの顔になっている。あまつさえ、YOUTUBE等に転載され、世界中で大人気を博してるんですね。やってみなければ、わからないもんなんです。
参考:
sk
IKZO
今年の春先にブームになったIKZOリミックス。これが、吉幾三本人が降臨して公認の着うた配信なんて展開になるなんて誰が予想しただろうか。やってみなければ、わからないんです。
著作者の許可を得ないMADというものは、常に法的にグレーなゾーンに存在している。権利者が駄目といったら、それは甘んじて削除されるより仕方がない。だけれども、それを本当に権利者が嫌がるかどうかは、実際のところはやってみなければわからないんですよね。ニコニコ動画内では国内テレビソースのMADはすっかり姿を消してしまった。だけれども、予想もしないような、これはやばいんじゃないかというジャンルの動画が、気がついたら定着してしまっていたりもする。こうゆう現象は、本当に面白いなと思いますね。