コードギアスR2第23話「シュナイゼルの仮面」雑感

 コードギアスR2第23話「シュナイゼルの仮面」堪能しました。分析するポイントが多すぎてちょっとまだ細かい話ができないのですが、とりあえずの雑感など。

 まず注目なのはオープニング映像ですね。ナナリーが戻ってきたことでオープニングのキーキャラクターが全部出揃ったんですよね。特に冒頭のシャッフルされる4人の意味合いの変化が大きい。スザク、ナナリー、C.C.、シュナイゼル。このうち前者二人は敵から味方に、味方から敵へとシャッフルされた。では後者二人は?というのが残り2話の大きな見所の一つでしょうね。

 C.C.は今回、ルルーシュと目を合わさないんですよね。何か胸に秘める決意を感じさせる。C.C.専用機と思われるピンクのランスロット。このピンク色ってのはユフィの象徴色なんですよねえ。これが意味するところが何か全く把握できていませんが、なんらかの意味があるものだと思っています。

 そしてシュナイゼル。なかなか底を見せません。一切のブレを見せないようにしつつも、その計画にはどこか違和感が仕込まれている。そしてオープニングからの暗示。これもまたどう変化を見せるのかはわかりませんが、今週のラストカットでの「もし私を倒そうとしているのなら」というセリフが何かキーになってきそうな予感がしています。

 シンクー、天子、カグヤというキャラクターのポジショニングも注目どころで。人質になっているカグヤの位置というのが、1期8話の河口湖でのユフィの反復になっているんですよね。そこから何らかの動きが持ち上がってくるんじゃないかななどと。予断ですが。

 オープニングキーキャラクターのジノ、アーニャ、カレン、ニーナの動きも多層的で、ちょっと見ただけではなかなか読み切れないところがあります。それぞれが何らかの選択を迫られる暗示だとは思っているんですが、これもまだちょっと保留ですねー。

 とりあえず目に付いたところはこんなところで。一週間かけて、じっくりと味わっていこうと思っています。