ニコニコ技術部の「あの楽器」実体化プロジェクトが本格化している
来る1月11日（日）、尻Pこと野尻抱介さんが音頭をとって、「あの楽器」実体化プロジェクトの開発者ミーティングが名古屋市内で開催されるとのこと。
http://syunei.no-ip.org/nico_tech/index.php?%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%99%A8%E3%80%8D%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
あの楽器とは (アノガッキとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
あの楽器というのは初音ミクオリジナル曲「Innocence」3DPVの中で用いられている謎のショルダーキーボード状の楽器のこと。詳しくはニコニコ大百科の記述を見ていただくとして、昨年末からこの楽器を実際に再現してみようという試みがニコニコ動画上で展開されているんですね。
これをニコニコ技術部に再現してほしい！という動画が投稿されたのが昨年の12月24日。それから2週間足らずで技術部メンバーが総力を結する勢いで次々と試作が重ねられています。
アプローチとしてはとりあえずソフトウェア部分。どうゆう機能を持った楽器なのかというのを再現するソフトウェアの開発が多数行われています。どの動画も当たり前のようにエフェクトを再現しているのが凄い。
汎用性の高いJAVAで再現したバージョン
iPhoneの実機上で動くバージョン。ミニチュアがかなりそれっぽい。
NintendoDS上で動くプログラムを作ってしまった人も。これ、このまま製品化可能なんじゃないかという完成度。
キーボードではなく、コード演奏用の楽器として用いるというアプローチ。これは楽器として実用度高いかも。
PV製作者さんの言によると、モデルとなっているのはYAMAHAが1989年に試作したKX3というショルダーキーボードがモデルらしいですね。
ソフトウェアの開発は順調。目下のところ、ディスプレイ部分をどのように実現、軽量化するのかというところが課題になっているっぽいですね。実寸サイズだと液晶ディスプレイでは重くなりすぎてしまうようで、そこをどう克服するのか大変楽しみです*1。
ということで、興味のある方、アイデアを思いついてしまった方等、参加してみてはいかがでしょーか。
*1:もう実現を前提にしています（笑）
