「ジオンの脅威」を読む
ハモンさんが美しい…以上。で終わってもいいのですが、もうちょっと書きましょう。今回、前回とアバンタイトルを差し替えてきましたね。敵役であるジオン側の設定を強く打ち出しています。その上で、アバン明けの映像でいきなりデギンの父親としての側面を描くというのが面白いですね。
あまりに有名なギレンの演説ですが、映画版と比較すると、何かこう、兵の統率があまりしっかり取れてないあたりが逆に味になっているというか、好きですねw。
ランバ・ラルとの発遭遇。ミノフスキー粒子を利用して敵機をやりすごすという作戦は「ガルマ、散る」の時とほぼ同様のものですが、わずかな手がかりからホワイトベースを発見するラル隊の優秀さが良く描かれています。ジオンの新型モビルスーツという響きもいいですね。今までザク一辺倒で、ガンダム=新型=強いという構図でやってきただけに、その能力の未知数さ加減が嫌が負うにも緊張感を高めます。数手でガンダムの潜在能力の高さを感じ取るラルの描写もいいですね。あー今回はあんまり変わったこと言えないやw。情報量の多い良い回だとは思うのですが。