多段加速したマイムマイムブーム
今ニコニコ動画で大流行中のマイムマイム。フォークダンスでよく用いられるアレですね。あの曲を使った音MADが今月に入ってからランキングを席巻していますね。このブームの発端がなかなか情報が錯綜してよくわからなかったのでちょっと調べて見ました。
マイムマイムとは (マイムマイムとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
タグで動画検索 マイムマイム‐ニコニコ動画(ββ)調べていくと今年の4月に投稿されたこの動画がきっかけでプチブームがあったみたいですね。
修造とマイムマイムのマッシュアップ。当時で2万再生超といったところ。このマッシュアップ前の音源が公開されたこともあっていくつかの秀作MADがポツポツと投稿されていたようです。
パロディウス版
とはいえこの時点ではまだ本格的なブームというにはほど遠く、知る人ぞ知るといった感じですね。この流れが変わったのは8月の下旬にセクシーパロディウス3面で用いられているマイムマイムアレンジが用いられた動画が登場してからですね。
ほぼ同時多発ですが若干とらどらSOSのほうが早い模様。とはいえ影響としてはトウカトウカのほうが大きいかも知れませんね。特に投稿者コメントで音源が紹介されているのが大きい。この流れでアニメ映像を用いたマイムマイムMADが9月中に何本か投稿されています。そして真打ちとして登場したのが9月29日に投稿されたコレですね。
右は再UP版。直に消されるんじゃないかと思われますが、本家は10月15日に削除されるまでの2週間強で37万再生という爆発的な人気を獲得。多くの人にマイムマイムMADの存在を知らしめるに至ったようです。事実この動画以前に投稿されたマイムマイムMADもこの日を境に再生数が急上昇しています。先述のマツオカマイムも今月に入ってから3万再生近く伸びていたりしますね。その後もアニメMADを中心にニコニコの定番ネタと組み合わせた作品が続々投稿されているのですが、次の転機は10月14日にソラユニPが丁寧にループ処理をした音源をアップしたことですね。
いったいどこからループに入ったのか気付かないあまりに自然なループ。この動画の投稿を境に動画数が爆発的に増えています。具体的に言うとこの時点で「マイムマイム」タグの動画数は100強だったのが、1週間で3倍の320超になっているという。
権利者削除と権利者削除と戦う男
上記音源公開と前後するように、ブームに火をつけたまよいマイムマイムが権利者削除。当時それに次ぐ再生数を誇っていたデスノートMADのマツダマツダも10月19日に削除。だから、というわけではないが絶妙なタイミングであの男が帰ってきた。
運営の寛大な愛によって今のところまだ削除されていないこの動画に触発されて更に投稿が加速したような気がしないでもないですね。なんの確証もないですが。もう一つタイミングとして毎月定例になっている音MAD晒しイベントと重なったというのもブームの追い風になったみたいですね。誰でも知っているマイムマイムという曲、原曲の絶妙なアレンジ、それに禍福入り交じった様々なタイミングが重なって、しばらくぶりの超大型ブームへと成長したこのブームがどこまで行くのかなかなか楽しみです。