近代麻雀「満潮!ツモクラテス」にあの人が登場

 3年目突入と言うことでちょっと今までと違うことをしてみようと思い立ち、普段読んでる漫画でちょっと気になったことなどを短めの文章で綴っていくことにした。今回取り上げるのは近代麻雀で先日連載が始まったばかりの片山まさゆき「満潮ツモクラテス」。

 片山先生は近代麻雀誌でずっと競技麻雀を舞台にした漫画を描き続けているのですが、今作も例に漏れず、打撃派の主人公・富良東、オカルト派?のライバル・積倉手数、そして今回第3話で理論派の3番手新知恵が登場と、前々作の「牌賊!オカルティ」と似た構成になるのかな?と思っていたのですが、最後のページでビックリ。なんと前作「打姫オバカミーコ」の主人公である波溜晴が団体のトッププロとして登場したんですね。片山先生の漫画でこういう形の作品を越えたクロスオーバーって初めて見たかも。それくらいオバカミーコは片山先生の中でも特別な作品だったんだろうとも思いますね。

 あれから心技体ともに充実したトッププロとなった波溜が新作の主人公たちの前に立ちふさがる壁になるってのはなかなか熱いシチュエーションです。女子プロ雀士の世界を華やかに描いた前作とはうってかわって今回は女性キャラが今のところ皆無で進行していますが、そのあたりも含めて今後どう展開していくのかなかなか楽しみです。