2008年上半期Vocaloidソング20選

 ニコ部の日記で上半期のVocaloidソングを振り返ってきましたが、改めて上半期の20選をしてみようと思います。

1位:初音ミクオリジナル曲 「初音ミクの消失(LONG VERSION)」


 ボーカロイドブームが磨き上げたダイアモンド。音の洪水に溺れ、物語を汲み取る快感。必聴。

2位:初音ミクがカヴァー曲を歌ってくれました「サイハテ」


 ひとりの才能の生み出した名曲を、別の才能が磨き上げる。名手kzの最良にして最高のアレンジ曲。

3位:【KAITO】パプリカED「白虎野の娘」兄さん10人前(+リン2人前)【平沢進


 ボーカロイド=マシンボイスという固定観念を根底から覆す圧倒的迫力。

6位:【初音ミク】もっと 伸びろ ぼくの 動画 (full ver.)【オリジナル


 全てのニコ厨と動画制作者に贈る応援歌。

5位:【KAITO】千年の独奏歌(オリジナル曲)


 言葉を失う圧倒的スケール感。
 

6位:「初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよワールドイズマイン」


 Ryoの才能の豊かさを改めて感じさせてくれた力強いロックナンバー。

7位:【鏡音リン悪ノ娘 【中世物語風オリジナル】


 たったひとつの曲から拡がる物語の豊饒さ。

8位:【鏡音リン】 ココロ 【オリジナル曲】


 アンサーソングココロ・キセキと合わせて聞くべし。

9位:【初音ミク】なんだかとっても!いいかんじ(長編)【オリジナル】


 知的好奇心を満たす、ボーカロイドの正しい用法の一例。

10位:【初音ミクオリジナル曲】ニジイロ*アドベンチュア【手描きPV付き】


 原点回帰的チップチューンの名品。


 以下順位をつけるのも野暮なのでお気に入り10曲。

 上位にはあまり食い込まなかったけど好き勝手に10曲選ぶと6月の曲が多くなったり。拡大と深化を繰り返すボーカロイドの世界はまだまだ豊饒です。