ニコ厨はいつまでも待っている
ニコニコ動画黎明期の雄、Jが前回の投稿から14ヶ月ぶり、日数にして実に434日ぶりに新作動画を投稿してちょっとした祭りになってますね。Jは特別引退宣言をしていたわけではないですが、ニコニコ動画に関わっているとこういう光景をしばしば目撃します。
最近だと524日ぶりに新作投稿されたこの実況プレイ動画とか。
あるいはニコ生に突如現れて話題騒然となった永井先生とか。
ニコニコ動画に直接復帰したわけではないですが、ブログにて生存報告をしたニコマスの立役者の1人、ありすえPの復活とか。
こういう事例をたびたび見ていると、時々言われる、ニコニコ動画は刹那的だとか流行が早すぎるみたいな話がいかに当てにならないかというのを身にしみて感じます。忘れないんですよね。かつて楽しんだ事を。楽しませてくれた人のことを。
ニコニコ動画から“引退”する人と言うのは必ずしも表舞台から姿を消すわけでもなく単に他の活動が忙しくなったり、揉め事があって疎遠になっただけの人も多いのですが、そういう人であってもニコニコ動画に戻ってくるとわっと人が集まってきて、おかえりコールが巻き起こる。ニコニコ動画がただの動画置き場ではない、投稿者とユーザーのコミュニケーションの場として機能していることの一つの表れなんですね。
もちろん去った人はそれなりの理由があったわけで、その大多数はやっぱり戻ってくることはないんだとは思う。だけど待っている人たちは、あえて言葉には出さないけれども、いつまでも、本当にいつまでも大好きなうp主が還ってくる日をずっと待っている。そのことが多くの人に知れ渡って、何かのきっかけでまた戻ってくるうp主が1人でも増えれば良いな、そんなことを思ったりします。
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