ストライクウィッチーズ2 第5話に見る制作者と視聴者のキャッチボール

 ニコニコ動画で公式配信されているアニメを何本か見ています。その中でも毎週楽しみにしているのが「ストライクウィッチーズ2」。実は第1期は見てなかったりするのですが、コメントのおかげもあって第2期から見ても全く問題なく面白く見ることが出来ています。

 そんな中、今週配信された第5話でちょっとした異変が。

【第2期】ストライクウィッチーズ2 第5話 私のロマーニャ‐ニコニコ動画(9)【第2期】ストライクウィッチーズ2 第1話 ふたたび空へ‐ニコニコ動画(9)

 何がおかしいかというと、再生数でコメント数を割った数、いわゆるコメント率が6割超。1話他のエピソードですとせいぜい2、3割なので普段の倍以上のコメント数になっています。だんだんと均されてきて、最終的には5割前後に落ち着くとは思いますが、一般の動画でもここまでコメントが付く動画は稀ですね。


 冒頭、米袋を逆さに振っての第一声が「あれ、お米がない」。いや、これ明らかにニコニコ動画の視聴者意識してるでしょうw。これに答えないニコ厨ではない。コメがないならコメントを補給とばかりに皆がこぞってコメントを寄せるという事態になってるんですね。もともとコメントのしやすいアニメとして定評があるストライクウィッチーズですが、特別弾幕や工作があるわけでもなくここまでコメントが伸びているのはなかなかに壮観です。こういう遊び心を仕込む作り手と、それにきっちり答える受け手のキャッチボールを見るようでちょっと嬉しくなりました。